横浜マラソン

横浜を走る、世界が変わる。

2023.10.29 sun

HAMANIA

ハマニア

「大会当日各所に設置された、コース沿道や近隣の思わず「へえ~!」と言ってしまう横浜のトリビア「ハマニア」をチェック! アイコンをクリックすると「ハマニア」の詳細をご覧いただけます。

フルマラソンにちなみ、42のハマニアを紹介しています。

スタート~みなとみらい

横浜港プチクルージング シーバス(SEA BASS)

スタート後、最初に渡る横浜みなとみらい大橋のたもとに見えるシーバスは、「横浜駅東口~みなとみらい~横浜赤レンガ倉庫~山下公園」間の横浜名所を堪能できる会場アクセスです。このシーバス、海の「SEA」と乗り物のバス「BUS」を組み合わせた・・・のではありません!実は英語表記は「Sea Bass」。海の魚「スズキ」が由来になっています。

蔦金商店出川君

横浜市中央卸売市場本場へ向かう手前、貨物線のガードをくぐった右手に創業124年の老舗海苔問屋「蔦金商店」があります。明治27年に蔦屋・出川金蔵が始めた海苔の商いは今もなお続く老舗です。出川?そう、あのリアクション芸人、出川哲朗さんの曾爺さんが始めた店だったんですね~!今の社長さんは4代目(出川さんのお兄さん)。ちなみに、末っ子の哲っちゃんは大層可愛がられ、幼稚園へは車で送り迎えもされてたらしいです!しかも高級外車で!!さすが社長の子ども、お坊ちゃま!!

横浜市中央卸売市場本場 小松菜生産日本トップクラス

横浜ってどんなイメージですか?海?夜景?実は、野菜を作っている農家さんも多いんです!なんと、小松菜の収穫は日本でトップクラス!ここ横浜中央卸売市場本場には、そんな日本トップクラスの小松菜も入ってきます。

蝙蝠型 神奈川台場

スタートして最初の交差点、横浜中央卸売市場本場を右折すると左手に運河が。対岸には昔、砲台跡地がありました。勝海舟の設計によるもので、羽を広げたコウモリのような形をしている事から「蝙蝠台場」とも呼ばれていました。

横浜スカイクルーズ

ここから左手には横浜港が見えてきます。横浜といえば港のイメージですよね。しかし!そんな港を空から楽しむヘリクルージングもあるんです。ちなみに空から横浜の夜景を見ながらのプロポーズは成功率が100%(!?)なんですって!

桜木町駅が横浜駅!?

日本で鉄道が開業したのは、1872年、横浜~品川間でした。そのとき横浜駅と呼ばれたのは、実は今の桜木町駅!東海道線開業の際、現横浜駅に名を譲り、桜木町駅と名乗るようになりました。鉄道資材は英国から輸入し、横浜港から陸揚げしていたそう。建設には40年が費やされました。桜木郵便局の傍に記念碑があります。

桜木町駅が横浜駅!?

みなとみらい21を眼下に見下ろす高台にある野毛山動物園は、今年4月に開園72周年を迎えました。飼育する動物は90種。ライオンやキリン、フラミンゴ、ペンギンなど様々な動物を間近に見、なんと入園料は無料!!ジョギングがてら気軽に通っているうちに動物マスターになれそう。

赤レンガエリア~象の鼻

ロケポイント サークルウォーク

国際橋を渡ると新港地区です。カップヌードルミュージアムを過ぎると交差点の上に円形に作られた歩道橋が見えてきます。ドラマやCMでもよく使われる橋なんですよ!橋の長さは、225m、ここでフルマラソン大会をすると・・・答えは187.5周です!うーん、目が回りそう・・・

知らなかった! 横浜赤レンガ倉庫

明治政府より保税倉庫として建てられた横浜赤レンガ倉庫は、日本最初に荷物用エレベーターやスプリンクラー、防火壁などを備えた日本が世界に誇る最新鋭の倉庫でした。耐震のためにレンガの中に鉄材が埋め込まれているというハイテクぶりです。使われた国産レンガは、2号倉庫だけでも318万個近く!!思わず絶句・・・

象の鼻地区で気の長~い話

2度目の来日でペリーが上陸したのがこの地。開港後、波を避けるために片側の突堤を弓なりに延長、その形から象の鼻地区と呼ばれるようになります。そもそも象はいつ日本へ?それは1408年のこと!後の8代将軍・吉宗に献上された象は、ベトナムから船で長崎へ、長崎から1年がかりで歩いて江戸にやってきたとか!

ゾウノハナミズ

象の鼻パーク内には、象の鼻テラスがあり、中にはテイクアウト形式の象の鼻カフェがあるんですが、そこにはちょっと変わったネーミングの水が売っているんです!みなさんの給水にもいかがですか?いや、ちょっと飲みにくいかもしれませんね。だって、その名は・・・「ゾウノハナミズ」!(笑)

馬車道~中華街~山下公園~元町

横浜名物! 元町の天然水

開港後に多くの外国船が訪れた横浜。長い船旅には飲料水が欠かせません。A・ジェラールが元町や山手の丘の麓の良質な湧水に着目し、外国船で飲料水の販売を始めました。横浜のナチュラルミネラルウォーターですね。また、すき焼きのオリジナルである牛鍋も横浜で生まれ、訪れる多くの西洋人を楽しませたようです。

世界的に貴重! シルク博物館

シルクセンタービル2階のシルク博物館は、開港100年を記念してつくられた、シルクを専門に扱う世界的にも貴重な施設。シルクを使った世界の民族衣装を鑑賞出来ます。開港後の横浜は全国から集められた生糸を輸出していました。横浜鉄道(現在のJR横浜線)ができたのは、生糸を運ぶため!日本のシルクロードですね~

山手~本牧~根岸~磯子

港側から「港の見える丘公園が見える」ところ

港の見える丘公園といえば、横浜港を見下ろす小高い丘にある公園で横浜ベイブリッジを望む絶好のビューポイント。しかし!今回はコース上からこの公園を眺めていただくことができます。つまり・・・港側から見る”港の見える丘公園”!往路は右手、復路は左手です。このマークがあるところで見てみよう!

海水浴発祥の地 本牧

日本が開港し居留地に外国人が住むようになると、彼らは本牧で海水浴をはじめました。遠浅で海水浴に適し、根岸までの美しい海岸線は「ミシシッピ・ベイ」と呼ばれ愛されたそうです。このころの海水浴は、今のような遊び方をするものではなく、塩分を多く含む海水に浸かる「塩湯治(しおとうじ)」というものでした。

横浜は日本のテニス発祥の地

本牧市民公園に差し掛かると見えてくるテニスコート。テニスが日本で初めてプレーされたのは、1876年の横浜です。’78年にはイギリス婦人たちがテニスクラブを結成。5面のコートを造り、ラケットを持つ手には手袋をはめ、ロングスカート姿で楽しんだそう。次第に日本人女性も加わり学生を中心に広まりました。

天皇賞のふるさと 根岸森林公園

楕円形の園地に緑の芝生と樹木が広がる根岸森林公園は、春には桜の名所として親しまれています。幕末に日本初の洋式競馬場として誕生、翌年外国人クラブの競馬が開催。以来76年間レースが行われ、1905年には、天皇賞が生まれたとも言われます。根岸の丘には今も関東大震災後に建てられた美しき観覧スタンドの姿が。

土木遺産 八幡橋

八幡橋の下を流れる堀割川は、明治初期に開削され、横浜市の水運、治水対策等に大きな役割を果たしたとして、「土木学会選奨土木遺産」に認定されているんです!(2010年度)横浜にとって重要で意義深い、大切な川なんだな~と感謝しながらゴールを目指しましょう!

新杉田~南部市場

大きさも早さも圧倒的? 横浜生まれの食用油 日清オイリオ

日清サラダ油やヘルシーリセッタでおなじみ、日清オイリオの工場はここ横浜市にあります。そのスケール(敷地面積)は、日本最大級で横浜スタジアムの約9倍!工場では、1分間に200本!という、目の回るようなスピードで次々とボトル詰めされてお店に向かいます。フルマラソンの世界記録が2時間1分39秒なのでその間に約2万5千本も作れてしまう計算ですね。横浜マラソンのコースにも入っているから、ぜひそのスケールを実感して!

横浜南部市場 ブランチ横浜南部市場

フルマラソンの折り返し地点は、横浜南部市場。本場(昭和6年開設)に次いで昭和48年に開設され、新鮮な食材が毎日集まるエリアです。現在は、「食の専門店街」と「branch横浜南部市場」が併設し、合計70以上の店舗が連なる「横浜の食の台所」となっています。

はやぶさ 日本飛行機

横浜から世界へ!宇宙飛行士のことではありません。湾岸線の下、国道357号線を走って行くと、折り返し手前左側に国内唯一の航空機の専業メーカー「日本飛行機」があります。2014年12月に打ち上げられたJAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」の開発・製作にも参画しているんです!

美空ひばり生誕地・杉田初舞台

昭和の大スター美空ひばりさん。生まれは横浜市磯子区滝頭2丁目。8歳の時に杉田劇場で初舞台に立ちました。はじめは芝居の幕間に伴奏無しで集まったお客様のために一生懸命に歌っていました。やがて父親が「美空楽団」を結成、「美空一枝」(のちの「美空ひばり」)共に舞台に立ち一躍人気者になったのです!

首都高~首都高

スポンジ 首都高のひみつ

首都高のアスファルトは一般道とは少し違います。隙間がたくさんあり、スポンジのように水をたくさん吸い込めるような仕組みになっています。その構造は騒音の低減や水のはね防止、雨の日の安全走行に役立っています!

「樽」の意味は!? ENEOS根岸製油所

石油の単位は「バレル」。「バレル」とは「樽」という意味。なぜ石油の単位が「樽」なのかというと、今から150年前、アメリカ・ペンシルバニア州での油田開発が成功し、石油産業が生まれた時期、石油の輸送はシェリー酒の空(50米ガロン)で行われていたからです。目的地に着いたとき、中身が蒸発や漏れにより42米ガロンに目減りし、これが現在の1バレル(約159L)の数量となっています。ちなみに原油のタンクには野球場がすっぽり入る大きさの物もあります。

ミュージシャンな町 磯子区エリア

根岸不動尊の坂道を上がると「ユーミン」の歌の歌詞に出てくるドルフィンがあったり、磯子区岡村といえばフォークデュオ「ゆず」のふるさとでもあります。さらに昭和の歌姫「美空ひばり」さんの生まれた場所でもあります。ミュージシャンと縁が深~いのがここ磯子区なんですよ!

水族館 横浜市立間門小学校

産業道路コース沿いに面した横浜市間門小学校には、なんと水族館がある!! 半世紀前には海岸校庭と呼ばれるほど海が近くにありました。工業地帯が造られる際に埋め立てられたため、いつまでも子どもたちに近隣で生息していた魚などの生き物が見られるようにと作られたんですって。一般のかたも見学できるんですよ~!

原さんの庭 三渓園

産業道路に入って本牧エリアに入ると、三溪園があります。三重塔や仏殿など京都や鎌倉などから収集された重要文化財の寺などを配して、見事な日本庭園になっています。これだけ立派な三溪園、もともとは生糸貿易で財を成した原三渓の、つまり原家の庭だったんですって!

エレベーター 横浜ベイブリッジ

ベイブリッジの橋桁までの高さを決める基準になった船は、当時世界一大きかったクイーンエリザベス2!というのは実は間違い!横浜港に毎年のように入港していたオランダ客船のロッテルダム(高さ53m)が基準となったんですって!そしてもう一ネタ!なんと主塔にはエレベーターがあります!あなたはベイブリッジ通るたびに「エレベーター」を思い出します!おもいだします!オモイダシマス・・・・・・・。(情報提供:帆船日本丸・横浜みなと博物館・首都高速道路株式会社)

本牧~元町~山下公園~関内

ハマトラ 元町商店街

横浜中華街と隣接する横浜のオシャレ観光スポットで、150年以上の歴史がある商店街。1970年代には「ハマトラ(横浜トラディショナル)」という言葉も生み出された場所!またワンちゃんを連れた方も多く訪れるのでメインストリートには「PET BAR」、ワンちゃんの為の水飲み場も設置されているんですよ!

灯台 横浜マリンタワー

全長106m!ニューグランドの先にある横浜観光名所の1つ、マリンタワー!本来の役割り知ってますか?実は灯台だったのです。13年ほど前まで、ギネスブックにも掲載された地上から106mの世界一高い場所にある燈台がありました。10秒ごとに紅と緑が閃光しました。そして恋人の聖地にも認定されている場所です。

氷川丸 日本丸 山下公園

横浜の名所には「5」という共通した数字があります。横浜=「5」。それは 山下公園、氷川丸、みなとみらいの帆船日本丸は1930(昭和5)年に造られました。この3つ特徴ある横浜名所はすべて昭和5年生まれ今年で93歳です!(情報提供:帆船日本丸・横浜みなと博物館)

スパゲッティ ナポリタン ホテルニューグランド

山下公園前のコース沿いにある「ホテルニューグランド」は、 1927年(昭和2年)に開業。横浜市歴史的建造物に指定されています。喜劇王のチャーリーチャップリンをはじめ多くの著名人が来訪しているんですよ。またこのホテルからドリアやスパゲッティナポリタンが誕生したとも言われているんですよ!

ZANGIRI 西洋理髪発祥の地

山下公園にはヘンな顔?の記念碑がある!?それは西洋理髪発祥の地の記念碑。ZANGIRIって、ローマ字で書いてある。ちなみに散切り頭とは、ちょんまげを切り洋風の散髪にした男子の髪型のこと。明治に入って西洋人の真似をした髪型のため、文明開化の象徴だったんですって!

大さん橋

横浜の夜景のオススメポイントの一つ「大桟橋」。くじらの背中と呼ばれる屋上のウッドデッキから見るみなとみらいの夜景は、宝石をちりばめたかのような素敵な景色。屋上の山のような形は波のうねりをイメージしています。この大桟橋には3万トンクラスの客船は4隻、それ以上の飛鳥Ⅱなどの豪華客船は2隻が同時着岸可能なんですって!

足型 横浜三塔

象の鼻パークを過ぎると、横浜税関(クィーン)、横浜市開港記念会館(ジャック)、県庁(キング)が見えてきます。この三つは横浜三塔とも呼ばれ、昔は横浜港に入港してくる船の目印になっていたんだとか。その三塔を同時に見る事が出来るポイントが周辺には3箇所ほどあって、足型があるんですよ!帰りに寄ってみよう!

横浜税関 横浜三塔

コースからも見える横浜三塔の1つ横浜税関(クイーン)の建物。その前にさんまのまんまのキャラクター「まんま」がいる!と思ったら似ているけど違う。こちら税関のイメージキャラクター「カスタム君」。麻薬探知犬をモデルとしたキャラなんだとか。ちなみに身長は180㎝で体重は90㎏、かなり大型犬ですね!

象の鼻~フィニッシュ

茶室 横浜ランドマークタワー

高さ296m、フロア数は地上70階の「横浜ランドマークタワー」。大阪のアベノハルカスに次ぐ日本で2番目に高いビルというのは有名な話。実はココの65階になんとお茶室があるんです。こちらは、日本でも1番高い位置にあるお茶室にちがいない!・・・ランドマークタワーが見えたら思い出してみて~

女神像 ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル

ゴール目前、ヨットの帆の形をモチーフにしているインターコンチのてっぺんには女神がいる!それが横浜の女神像。天使の羽をもつ女神像で、正式名称は「みちびき」なんだとか。女神像に導かれて、ゴールはもう目前!

日本初 横浜馬車道

日本のアイスクリーム(あいすくりん)発祥の碑があったり、馬の水飲み場が残っていたり。レンガ敷きの歩道はその雰囲気を心地よく伝えます。日本初のガス灯の碑もあり、日本初というのが集まっている道でもあります。

シースルーゴンドラ よこはまコスモワールド

みなとみらいにある遊園地「よこはまコスモワールド」。その中に大きな観覧車「コスモクロック21」は、全高112.5m、定員480名。この「コスモクロック21」、実は時計機能付き大観覧車では、世界最大なんですって!シースルーゴンドラもあるんですよ!恐怖満点⁉

横浜ハンマーヘッド

1914年に新港ふ頭の西側の突堤に、日本で最初の湾港荷役専用クレーンが整備されました。イギリスのコ―ワンス・シェルドン社製の大型クレーンで、最大50トンまでの鋼材や重量物を運ぶことができ、金づちに似た形状から「ハンマーヘッドクレーン」と呼ばれ親しまれました。

二枚貝 国立大ホール

パシフィコ横浜 国立大ホールは、東日本唯一の「国立」の会議場。外観のイメージは、二枚貝をイメージしたんですって!ちなみに、今回の受付会場となった展示ホールは、波をイメージした建物になっているんです!