「横浜マラソン2023」におけるSDGs達成に向けた取り組みについて
2019大会から実施しているSDGs達成に向けた取り組みについて、今まで実施してきたものは継続しつつ、新規のチャレンジを実施し、サスティナブルな大会を目指してまいります。
2023大会の取り組み
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本大会の参加賞Tシャツは、BRING™(運営:(株)JEPLAN)と連携し、不要になったポリエステル繊維100%の衣類からJEPLAN独自技術によりリサイクルされた「BRING Material™」を素材の一部に使用した「BLANK APPAREL™」を採用しています。
今年は、関連イベント会場や横浜マラソン大会当日に皆さんの思いの詰まったスポーツウェアや、不要になった衣類の回収を実施します。
*回収された衣類は、JEPLANによって素材に応じたリユース・リサイクルがおこなわれます。
本取り組みによって、おおよそ2.9tのCO2排出量を削減しています。
併せて大会当日は「防寒着回収隊」として、スタート直前まで来ていた防寒着をコース上で回収する部隊を設けます。
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大会運営における再生可能エネルギー活用の取り組みとして、10月29日の横浜マラソン会場における使用電力量及び大会組織委員会事務局での年間使用電力量に相当する20,000kwhのグリーン電力証書を購入します。これにより、おおよそ9.1tのCO₂削減に寄与します。
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植物由来素材を使用した参加者の手荷物預け袋やFSC認証紙を活用した各種制作物の製作など、環境に配慮した取り組みを展開しています。
また、本大会のボランティア活動袋には、お米でできたバイオマスプラスチック「ライスレジン®」を使用しています。これにより温室効果ガスの排出を低減するだけでなく、石油資源の使用の抑制、フードロスの削減にもなり、SDGsの推進に寄与します。
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第1回大会より、先導車両には日産自動車株式会社の提供により排出ガスゼロの電気自動車(EV)がランナーの皆様を誘導しています。環境に優しいEVの採用により、CO₂排出量の削減に努め、よりクリーンで、より安全な 大会運営に寄与します。
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横浜マラソンは、ヨコハマSDGsデザインセンターのプロジェクトパートナーとして、大会時に発生するゴミの資源化を目指し、使用済みのペットボトルを回収し、リサイクルペットボトルへの水平リサイクルを試行します。
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2人1組でリレー形式でタスキをつなぐ「ペアリレー」、小学生と保護者が2人1組でゴールを目指す「ファンラン(ファミリー)」、中学生が単独でゴールを目指す「ファンラン(中学生)」を新設し、子どもから大人まで幅広い世代の方が参加できる大会を目指していきます。
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大会当日以外にも大会関連イベントとして、マラソンが身近に感じられ、スポーツをすることの楽しさ・充実感が得られる取り組みや、環境への意識が高められる取り組みを実施します。
*ランナー向けプレイベント
5月~10月の毎月実施 目標タイム別ランニングクリニック
7月~10月の毎月実施 オンラインマラソン
*クリーンアップイベント
11/5(日)スポーツGOMI拾い
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過去大会からの継続的な取り組み
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本大会だけでなくプレイベントなどを通して運動することの楽しさ、ボランティアとしてスポーツにかかわることへの充実を体感する取り組みを行なっています。
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伴走者とともに日常用車いすで参加できる「車いすチャレンジ」種目を設定し、すべてのランナーが参加しやすい大会づくりに取り組んでいます。
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過去のプレイベントでは、プロコーチやオリンピアンにご協力いただき、記録更新、完走など参加した皆さんが目標に近づけるような機会を用意しました。
日々のトレーニングや大会本番に活用できるテクニックなど、さまざまな角度からランニングをサポート!
初心者の方やブランクのあるランナーなど、誰もがマラソンにチャレンジできる環境づくりを目指しています。
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2019大会から「女性ランナー優先枠」の設定や女性ランナーを対象にしたプレイベントの実施、大会当日のパウダールーム設置など、マラソンに挑戦する女性のみなさんの目線で継続的に参加環境の向上を図っています。
そのほか完走の目安になる距離看板、ペースランナー、施設の整備などを通して、マラソンに参加しやすい会場・コース環境づくりを行い、女性ランナーはもとより“誰もが参加しやすい大会”を目指します。
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横浜市スポーツボランティアセンターと連携し、大会運営だけでなく、関連イベントにおいても積極的にボランティアの参加を促し、大規模イベントへのかかわりを提供しています。
★横浜市スポーツボランティアセンターWEBサイト
■“Y-SDGs”【上位】 Superior認証事業者
横浜マラソンにおけるSDGs達成に向けた取り組みが評価され、2023年3月に横浜市SDGs 認証制度“Y-SDGs”において、【上位】 Superiorにランクアップ認証されました。
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SDGs未来都市「横浜」として
横浜市は2018年6月に内閣府地方創生推進室から全国の自治体を対象に募集し ていた「SDGs未来都市」及び「自治体モデル事業」に選定されました。世界共通の目標であるSDGsの視点で、“環境を軸に、経済や文化芸術による新たな価値を創出し 続ける都市”をビジョンとして掲げました。
ビジョンを実現する取り組みとして、“連携”による横浜型「大都市モデル」創出事業を推進 します。「ヨコハマSDGsデザインセンター」を創設し、様々な主体のニーズ・シーズを 分野・組織横断的につなぐことで、環境・経済・社会的課題の統合的解決型「大都市 モデル」を創出します。
横浜は、市⺠力を生かした公⺠連携によってSDGs(持続可能な開発目標)の達成 を目指しています。主体的、先進的に取り組む多くの企業や団体の皆様がヨコハマSD Gsデザインセンターを通じて、より広い視野で社会課題に取り組み、解決方法を見い だし、横浜発の「大都市モデル」として国内外に発信していくことを目指します。
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SDGs(持続可能な開発目標)とは
Sustainable Development Goalsの略。
人類が直面する課題に対処し持続可能な世界を実現するため、2030年までに達成すべき目標として2015年に国連総会で採択されました。経済成長、社会的包摂、環境保護、貧困対応に関する17の目標と、それらを達成するための169のターゲット、および230 の指標で構成されます。