チャリティ

横浜マラソンでは、チャリティ文化のさらなる普及を目指し、2015大会よりチャリティ枠を設置していますが、2025大会では、4つのテーマ、12つの寄附先団体を設定しました。
多くのランナーと共に走れる喜びを、より多くの人々と共有しながら大会に参加しませんか?
※個人の皆様からの寄附については、所得控除又は税額控除の対象となります。
詳しくは各寄附先団体のホームページをご参照いただき、各団体にお問い合わせください。

エントリー期間:2025年4月9日(水)10:00から6月25日(水)23:59(先着)

寄附先団体一覧

▼障害者スポーツの活動活性化・日常化を推進

社会福祉法人 横浜市リハビリテーション事業団 障害者スポーツ文化センター横浜ラポール
公益財団法人横浜市スポーツ協会(横浜こどもスポーツ基金)

未来を担うこどもの健康増進・小児医療環境の向上

神奈川県立病院機構 神奈川県立こども医療センター
認定NPO法人 横浜こどもホスピスプロジェクト
認定NPO法人 あっちこっち
認定NPO法人 子ども支援センターつなっぐ
特定非営利活動法人 子どもセンターてんぽ
認定NPO法人 おれんじハウス
認定NPO法人 地球学校

多様性を尊重し、性別に関わりなく、すべての人が活躍できる社会の実現

認定特定非営利活動法人スローレーベル
特定非営利活動法人ワールドランナーズ・ジャパン

緑や水資源など豊かな自然環境の保全

特定非営利活動法人 エバーラスティング・ネイチャー

寄附先団体紹介

 ▼障害者スポーツの活動活性化・日常化を推進

社会福祉法人 横浜市リハビリテーション事業団 
障害者スポーツ文化センター横浜ラポール

活動内容

障害者のある方のスポーツ・文化・レクリエーション活動等、さまざまな支援を行っています。

団体プロフィール

市内唯一の障害者スポーツ文化センターを横浜市から指定管理を受けて運営しています。
主なスポーツ事業として、体力の維持や仲間とスポーツを楽しむことができる教室・イベントの開催や、日常的にスポーツやレクリエーションを楽しむことができるよう地域の事業所支援等を行っています。また、障害者スポーツの支援者の発掘・育成を目的とした、初級パラスポーツ指導員養成講座の開催も行っており、活動の範囲は多岐にわたります。

寄附金の使用用途

2025年度は「東京2025デフリンピック」と「2026年パラリンピック冬季大会」が開催されます。横浜市の障害者スポーツ振興、スポーツ人材育成に資することを目的として、横浜市からデフリンピックやパラリンピックに出場する選手への奨励金に充てたいと考えています。また、デフリンピック等に限らず国内外の大会へ出場する選手への助成金の交付も引き続き行い、アスリート支援の拡充を図ります。

車いすバスケッ横浜パラスポーツ
フェスティバル卓球の様子
初級パラスポーツ指導員養成講習会の様子
第20回冬季デフリンピック競技大会出場者
奨励金授与式

公益財団法人 横浜市スポーツ協会
(横浜こどもスポーツ基金)

活動内容

すべての市民の皆さまが生涯にわたり、あらゆるスポーツ活動を楽しめる社会を実現するため活動しています。

団体プロフィール

当協会事業の一つである「横浜こどもスポーツ基金」は、障害のあるこども達等が「スポーツ」を通じて夢と希望を持って育ち、身近な地域でスポーツ活動に参加できる環境作りを目的に活動しています。そのなかで「誰もがスポーツを継続的にできる環境づくり」や「パラアスリート発掘と育成」をテーマにして「エンジョイ」「チャレンジ」「ドリーム」の3つの活動ステージを設け、教室や体験会等の事業を年間通して実施しています。

寄附金の使用用途

障害のあるこどもやスポーツの機会に恵まれないこども達が、安全に楽しくのびのびとスポーツ活動への参加機会を得られるよう、更なる活動の機会を増やしていくための運営資金とさせていただきます。

仲間と楽しくボールに親しむ
知的障害児のサッカー教室
個々のレベルに合わせて参加できる
知的障害児の卓球教室
だれでも参加できる
インクルーシブな陸上教室

未来を担うこどもの健康増進・小児医療環境の向上

神奈川県立病院機構
神奈川県立こども医療センター

活動内容

病気のこどもを助けたい。すべてのスタッフがこどもの「げんき」と「えがお」のために取り組んでいます。

団体プロフィール

当センターは、医療、福祉及び教育を一体的に提供する小児総合医療施設です。周産期医療や小児集中治療といった急性期医療はもちろん、全国から来られる難病のお子さんへの対応、障害児医療及び臨床研究を推進しています。第1回大会発足時に当センターへの寄附枠設定をお願いしたことから始まり、たくさんの応援してくださるランナーの方たちに支えられ、今年度も参加することができました。

寄附金の使用用途

  • 小児医療の向上に寄与すると認められる研究への助成
    小児疾患の診断、治療及び患者のQOLの向上に寄与する研究等に対し、助成を行います。
  • 非営利活動法人等が行う患者や家族の療養環境の向上を目指した事業への支援
    現在は3団体に助成を行っています。
  • 快適な療養環境を提供するための器機備品整備
    病棟内で開催する季節行事用品や玩具、患者さんやご家族にご利用いただくアメニティ物品の購入等、多岐に渡り活用しています。
ボランティア団体のオレンジクラブによる保育風景
当センターで活動するファシリティドッグの「アニー」(認定特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズ提供)
Run for Kidsプロジェクトの活動

認定NPO法人 横浜こどもホスピスプロジェクト

活動内容

生命にかかわる病気のお子さんとご家族の「豊かな時間」を支えます

団体プロフィール

横浜こどもホスピスプロジェクトは、2021年11月に「横浜こどもホスピス~うみとそらのおうち」を開所しました。生命にかかわる病気で病院や自宅以外に過ごせる居場所のないお子さんとご家族の「豊かな時間」を支え、地域とのつながりを育むコミュニティ型こどもホスピスです。入院中や自宅療養中には叶えることの難しい“遊び”や“学び”などの体験を提供し、子どもたちの成長や笑顔を支える「第2のおうち」を目指しています。

寄附金の使用用途

〇生命にかかわる病気のお子さんが“遊び”や“学び”を創造できるような材料の準備
〇「やってみたい」という夢や希望を叶える環境づくり
〇それぞれ特有の悩みを抱える“きょうだい”や“ご家族”の交流の場づくり
〇こどもホスピスの理解促進のための広報周知、病気であっても地域の中で楽しめる場の発掘など、幅広く活用させていただきます

生命にかかわる病気の子どもと
家族が安心できる「第2のおうち」
この瞬間を笑顔に!
みんなで支えて叶えたい。
「こどもホスピス」を必要とする
子ども達へ、共に走って届けよう

認定NPO法人 あっちこっち

活動内容

病気・障がいのある子どもたちや被災地の方々に、芸術(音楽・美術・ダンス)を通じて笑顔を届けています。

団体プロフィール

2011年に芸術で社会貢献を考え実行する市民団体として横浜で発足。クラシック音楽家・美術家・ダンサーなどプロのアーティストが70名程登録しています。学校、介護施設、地域コミュニティ、文化施設等でコンサートやワークショップを開催、また海外の芸術団体と連携し子どもたちの豊かな情操を養う機会を拡大しています。この活動に2021年子ども・若者育成支援部門「内閣府特命担当大臣表彰」を受賞しました。

寄附金の使用用途

ご寄付は「みんなの芸術学校〜こどもホスピス芸術学校」の運営に活用されます。治療や入院で学校に通えず、ホスピスやこども医療センターを利用する子どもたちに対し、プロのアーティストが病状や興味に合わせた音楽・美術・ダンスの授業を届けます。病院では治療が中心ですが、芸術を通じて日常に彩りを加え、新たな発見の機会を広げることで、子どもたちの笑顔を生み、生きる力につなげます。

病児の状態に合わせて、
一人一人の「やりたいこと」を実現します
病児だけでなく、
家族全員で楽しめる授業を提供します
ベッドのそばで、演奏を届けることもあります

認定NPO法人 子ども支援センターつなっぐ

活動内容

虐待、性被害等を受けた子どもの被害回復と権利擁護を、多機関多職種で連携しワンストップで支援しています。

団体プロフィール

当団体は現在、日本に2つの「子どものためのワンストップセンターCAC(Children’s Advocacy Center)」の一つとして活動しています。被害を受けた子どものために、多機関多職種で連携し、子どもの権利を守り、心身の回復を目的とした様々な支援をワンストップで実施。子どもから被害の聞き取りをする司法面接・系統的全身診察、証言・聴取に犬が付き添う付添犬事業、食料支援や同行支援などの中長期伴走支援、人材育成のための啓発・研修活動も行っています。

寄附金の使用用途

住む環境が整っていない、外に出ることが難しく食料を買いに行けない、病院に行きたいがうまく症状を説明できない、被害を話す際に犬に付き添ってほしい等、生活していく・被害から回復していく上で必要なことを、子どもたち一人ひとりに合わせて多機関多職種で連携しながらサポートし、子ども・若者が被害から回復して、自立に向けた伴走サポート等の事業や各種活動の認知向上のための広報活動に寄付金を使用させていただきます。

子どもたちが被害を安心して話せるように
付添犬がサポート
被害から回復し自分を大切にする生活を
送れるように長期的に伴走
子どもの虐待等について、
啓発・研修活動を実施

特定非営利活動法人 子どもセンターてんぽ

活動内容

10代後半の子ども・若者の自立を支援する、子どもシェルター、自立援助ホーム、電話相談をしています。

団体プロフィール

虐待その他の理由により、居場所のない10代後半の子ども・若者たち自身の選択による自立を支援することを目的として活動しています。
次の居場所を見つけるまで短期利用できる「子どもシェルターてんぽ(定員:男女6名)」、就学や就労しながら自立を目指して共同生活をする「自立援助ホームみずきの家(定員:女子6名)」、「居場所のない子どもの電話相談」を運営し、退所後もアフターケアで相談や支援をしています。

寄附金の使用用途

アフターケアとして、両施設を退所した子どもたちが自由に遊びに来られる月1回の居場所カフェと年1回みんなで集まるOGOB会をしています。退所者の近況を聞いたり悩みの相談を受ける貴重な機会になっています。そこで提供する食事や参加者の交通費、企画の費用などに寄附金を使わせていただきます。

会が終了し、片付け後にテーブルを囲んで談笑している様子
庭でのBBQの様子

認定NPO法人 おれんじハウス

活動内容

「医療的ケア児の居場所づくり」
医療的ケア児とご家族のため、保育園や児発施設への受け入れ支援を行なっています。

団体プロフィール

おれんじハウスは保育園運営、医療的ケア児支援、児童発達支援事業などを行なっています。
「こどもまんなか社会」実現に向け、地域で安心して暮らせる環境づくりにも取り組んでいます。

現在医療的ケア児が入園できる保育園、児童発達支援施設は少なく、また地域全体として小児対応ができる看護師も圧倒的に足りないため、医療的ケア児の居場所を作ることが困難な状況です。

「横浜市医療的ケア児サポート保育園」認定園として医療的ケア児の保育園入園にも取り組んでいます。
また、地域全体で医療的ケア児の居場所ができるように、施設への看護師支援や利用者の相談支援なども取り組んでいます。

寄附金の使用用途

「医療的ケア児の居場所づくり」を実現するために、取り組みを理解いただける保育園/児発施設などへのサポート、ご家族へのケア、無料一時保育の提供、インクルーシブ親子キャンプ、病院出張型こども食堂を含む、親子イベントに活用させていただきます。

キッチンカーを利用し病院敷地内で行った
「病院出張型こども食堂」
医療的ケア児も参加できる
インクルーシブ親子イベントなどを開催
医療的ケア児の一時保育利用をサポート

認定NPO法人地球学校

活動内容

「地球っ子教室」では、親の事情で来日した外国につながる子どもたちの日本語・学習支援をしています。

団体プロフィール

地球学校は横浜で活動している認定NPO法人です。国籍や文化の違いを越えて理解し合い、尊重し合う多文化共生社会の実現を目指して2001年から活動しています。
日本語教室・地球っ子教室・多文化交流の3つの事業のうち、小中学生を対象とする「地球っ子教室」は、学校や学年の違う同じような背景の仲間と交流できる居場所でもあります。地球っ子のためのイベント漢字王決定戦や、もぐらんワークなど、独自の教材作成にも取り組んでいます。

寄附金の使用用途

「地球っ子教室」への参加を希望する子どもの増加や、物価高によって増えている教室運営に使わせていただきます。また、オリジナル教材「もぐらんワーク」の作成継続に活用します。特に、やさしい日本語でリライトした昔話の教材「もぐらんとよもう」に新しい物語を追加し、その独自イラストの外注費用に充当します。教材を増やし一般公開することで、全国の外国ルーツの子どもたちの学びの充実に広くつなげたいと考えています。

年2回のイベント漢字王決定戦。
学年混合のグループ対抗戦です。
土曜教室。
参加人数が多いときはグループ学習もしています。
昔話が題材の間違い探し
(オリジナル教材「もぐらんワーク」)

多様性を尊重し、性別に関わりなく、すべての人が活躍できる社会の実現

認定NPO法人スローレーベル
参画型音楽プロジェクト「Earth Pieces」

活動内容

障害のあるアーティストの創造力と情熱で、孤独や生きづらさを抱える人々をエンパワーしています。

団体プロフィール

私たちは、「肩翼の小さな飛行機」が感動を呼んだ東京2020パラリンピック開会式を手掛けた横浜のアートNPOです。ヨコハマ・パラトリエンナーレや日本初のソーシャルサーカス「SLOW CIRCUS」を通じ、多様な人々の共創を推進。昨年より蓮沼執太氏と音楽プロジェクト「Earth Pieces」を始動し、パンデミック後の社会で「病気」「介護」「子育て」などによる孤独や生きづらさを抱える人々が、自分らしく輝ける居場所を提供する活動に取り組んでいます。

寄附金の使用用途

寄附金は2026年パラリンピック冬季大会開催地ミラノで、障害のある音楽家120名が所属する社会協同組合「AllegroModerato」との国際共創プロジェクト「Earth Pieces in MILANO」開催に使わせていただきます。分断を超え、多様性を力に変えた新時代の『喜びの歌(第九)』を世界へ届け、イタリアの最先端のインクルーシブ教育のメソッドを日本に持ち帰って日本の教育現場に普及します。

昨年3月横浜で初開催のEP。
28名が公募で演奏に参加。
楽器が演奏できなくても楽譜が読めなくても参加できる仕組み
実績豊富な社会共同組合「AllegroModerato」

特定非営利活動法人ワールドランナーズ・ジャパン

活動内容

「走る力」を「生きる力」へ、ランニングを通じた国際貢献!
誰にも知られず、そっと亡くなる人を減らしたい

団体プロフィール

ランニングの力を通じて、アフリカの慢性的飢餓を終わらせることにコミットして35年間活動を継続しています。チャリティのランイベントを開催し、そこで得た参加費や、支援者から頂いたご寄付を元に、タンザニアで教育支援プロジェクト、ケニアのスラム街での給食支援を行っています。

寄附金の使用用途

1.スラム街での給食支援:ケニアのスラムに住む栄養状態のよくない子どもたちへの給食を支援します。
2.タンザニアで教育支援:タンザニアでは教育無償化により、学校へ通う生徒数が激増し、施設の整備が間に合っていません。また無償化とはいえ各家庭で用意する教材等があり、貧しい家庭では支払えません。そこで学校教室や寄宿舎の建設、特に貧しい家庭出身の女子生徒のための奨学金の提供などを行っていきます。

多摩川で行われるチャリティの大会。
元気に走って楽しく貢献。
スラムに住む給食を食べる子どもたち。
米と芋が主なメニュー。
奨学生の女子学生たちと。
一期生は大学生から社会人へ。

緑や水資源など豊かな自然環境の保全

特定非営利活動法人 エバーラスティング・ネイチャー

活動内容

関東、インドネシア、小笠原の3つの拠点で絶滅危惧種であるウミガメの調査・保全のほか、小笠原ではザトウクジラの調査を行っています。

団体プロフィール

アジア地域の海洋生物及びそれらを取り巻く海洋環境を保全していくことを目的に1999年8月に設立された団体です。2002年7月に特定非営利活動法人(NPO)の認証を受け、法人化したことを機にフィールドでの実質的な活動も開始しました。海洋生物に影響を与えている人為的要因を取り除くことが重要と考え、できるだけ手を加えない形でのウミガメ調査・保全活動やクジラの調査活動をしています。

寄附金の使用用途

ウミガメを保護するためには、ウミガメの生態を知る必要があります。エバーラスティング・ネイチャーは、神奈川県の三浦半島や湘南周辺の海岸でウミガメ漂着個体の調査を行うことで、ウミガメの生態解明に努めています。いただいきましたご寄附は、漂着個体の調査、普及啓発イベントや環境教育プログラム、インドネシアや小笠原でのウミガメ保全活動に活用します。

ウミガメ漂着個体の調査では、
様々な情報を得ることができます
世界遺産にも指定されている小笠原は
アオウミガメの産卵地です
インドネシアでは現地スタッフと共同で
取り組んでいます