「乳酸=疲労物質」── そう思っている方は多いかもしれません。
でも実は、それは少し違うかも・・・
このコラムでは、全4回にわたり、乳酸代謝研究の第一人者で大会応援ゲストの八田秀雄先生が、走る人にこそ知ってほしいカラダの話を、わかりやすく解説してくださいます。
さらに、毎回のコラムの最後には、先生のランニング経験や箱根駅伝の裏話など、先生ならではの貴重なエピソードも・・・!
執筆者紹介

運動生理学者・東京大学名誉教授 八田 秀雄 先生
1959年生まれ。東京大学名誉教授。運動生理学者で、特に「乳酸は疲労物資ではない」という研究や著書で知られる。東大陸上部の監督・部長を歴任し、2025年の第101回箱根駅伝9区の横浜駅前で、関東学生連合チーム東大大学院古川大晃選手の給水係を担当して、「給水おじさん」として話題となった。「乳酸を活かしたスポーツトレーニング」「乳酸サイエンス」「マラソンのエネルギーマネジメント」など著書多数。

