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坂本プロデューサーの『ようこそ、横浜マラソンへ』
応援ガイド
ランナー

必読!~大会前にこれだけは知っておこう。

スポーツは「自己責任」。 自分自身をコントロールしましょう!

マラソンは心停止が起きる可能性のあるスポーツです。国内において1万人以上のマラソン大会では、残念ながら高い頻度で心停止が起きています。国内のフルマラソン大会(対象とした8大会)では5万人に1人の割合で心停止が起きているというデータもあります。※ 自分には関係ない!と思うことが事故につながります。 自分の身体と向き合って、賢く!元気に!ランニングを楽しみましょう。 横浜マラソン2016は、大会に参加いただくランナーの皆様にとって、今後の健康的づくりに役立つ大会を目指します。 ※我が国のマラソン大会における心停止の分析(2012年国士舘大学)

2.あなたの練習方法はどのタイプ?

「あまり練習ができそうもないけれど何とかなるかな。大丈夫。」!というタイプの方へ

練習した分だけ楽しむことができるのがマラソン。ぶっつけ本番ではとても危険です。はじめは歩くだけでも結構です。少しずつ身体を動かす習慣を身につけてください。歩くことから始め、週3回は身体を動かすことを目標に、練習を習慣にしましょう!
「私はずっと走っているから大丈夫!そんなの関係ない!」というタイプの方へ

心停止の症例は、実はよく練習しているこのようなタイプの方に起きていますこのエントリーをきっかけに、これから長くスポーツを楽しむために、
一度ご自身の身体をチェックして、自分のもつリスクを知ってください。
どちらのタイプも一度メディカルチェックを受けましょう

3.マラソンを走る前に、かかりつけ医に相談しましょう。

リスクファクターとは

●高血圧 ●糖尿病 ●高脂血症 ●ニコチン依存症 ●肥満(BMI≧25)

これらのうち該当するものが1つでもあれば、該当するものが無い方に比べ心停止のリスクは5倍です。
該当するものが3以上あると、高い確率で心停止の可能性があります。

こんな方も

●心血管病 ●心不全 ●心筋症 ●狭心症 ●心筋梗塞 ●大動脈瘤 ●脳卒中 ●不整脈 ●川崎病
特に以上のような症状がある方はメディカルチェックを受けましょう。
POINT横浜市には、一般的な健康診断のほかに、ランニングに適した検査ができるところもあります。
メディカルチェックについては、かかりつけ医またはお近くの医療機関等へお問い合わせください。
横浜市スポーツ医科学センター
日本医師会 各地の医師会
※横浜マラソン組織委員会事務局 メディカル分科会より

4. 「横浜マラソン2016」救護所体制について

ランナーの安全を守る救護体制~総勢900名超の救護スタッフ体制

総勢900人超
救護所数22か所
医師41人
看護師34人
ドクターランナー51人
モバイルAED隊
(救急救命士有資格者)
30人
リタイアバス担当
(ボランティア)
93人
BLS隊
(隊長とボランティア含む)
466人
救護コーディネーター29人
日赤奉仕団36人
その他128人

モバイルAED隊とは?

自転車で移動をしながら、AEDと無線機を持ち、コース上を巡回するスタッフ。 「横浜マラソン2015」では、2人1組体制で実施しました。

沿道で皆様を見守るBLS隊はみんな一次救命講習を受講したボランティアさんです。 身体に異変を感じた時はすぐに声をかけてください。元気なランナーは笑顔をお願いします。

救護所の目的

救護所では緊急の事態に対して命を守るための一時救命活動を優先します。治療はいたしません。
救護所で処置をした場合は失格となる場合があります。
マッサージ、消炎スプレー・湿布等のサービスはありません。必要な方はご自分で用意してください。

ランナーの命をまもる!

横浜マラソンは、国内のマラソン大会では随一の医療救護体制でランナーの安全をサポートしています。

その一つとして、ランナー急変時にBasic Life Support(BLS)を行うことができるBLS隊員をマラソンコース上に80m間隔で配備しています。一般ボランティアから構成されるBLS隊員は、事前に3時間の講習会を受講し、心肺蘇生や無線通信の方法を習得します。質の高い救護ボランティアと力を合わせて、全てのランナーの命をまもります。

講習会で使用する動画教材では、横浜マラソンの医療救護体制、心肺蘇生法、無線通信の方法などをわかりやすく解説しています。ご覧ください。https://youtu.be/V9zSv4MEdSU

横浜マラソン組織委員会 医療救護委員会