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【重要】「横浜マラソン2020」開催中止について

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横浜マラソン組織委員会では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収束に至っていない状況を踏まえ、本年11月1日(日)に開催を予定しておりました「横浜マラソン2020」の中止を決定いたしました。

先行きが不透明ではありましたが、状況の回復を信じ、4月1日から「横浜マラソン2020」はエントリーを開始してまいりました。「緊急事態宣言」が延長され、感染状況が拡大する中で、11月の時点で2万8千人のランナーや8千人超のボランティア、応援してくださる多くの方々が、安心して大会に臨めるかということを、組織委員会内はもとより、多くの関係者の方々の意見を聞きながら検討を重ねてまいりました。

しかしながら、現時点では万全な安全管理体制やボランティア、感染対策資器材の確保等を見通すことができず、11月には感染状況が落ち着いていたとしても、多くの人々が集まるマラソンの特性上、感染のリスクを払拭することができない状況にあります。このため、横浜マラソンに関係する多くの方々の安全を第一に考え、誠に残念ながら中止といたしました。

参加者や協賛社をはじめ、多くの関係者の方々になるべく御迷惑をおかけしないために、この時点での判断となりましたことをご了承ください。

大会の開催を心待ちにされていた多くの皆様には大変申し訳ありませんが、次回大会が安全に、安心して参加できるよう一層の努力をしてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


横浜マラソン組織委員会 会長 山口 宏


新型コロナウイルス感染症の感染拡大は世の中の医療、経済、そして日々の過ごし方をも変容させてしまいました。今こそ皆で「収束」に向けてベクトルを合わせ、「社会活動の回復、平常化」を目指す時だと言われています。

「横浜マラソン2020」では、4月の1か月間、皆様からの大会エントリーをご案内しました。大会にエントリーいただいた方、また、マラソン挑戦をご検討いただいた方には、この状況下であっても、大会開催への期待をもっていただけたものと推察いたします。ご応募・ご検討いただけましたこと、御礼申し上げます。

そんな皆様の気持ちにお応えしたいところでしたが、大変悔しいことに現時点では、収束目途が立っていない状況です。全2万8千人のランナー、8千人超のボランティアスタッフ、60万人規模の観衆をむかえる横浜マラソン。大会の開催は、このような多くの方々の感染リスクの管理ができなければ叶いません。何より大会参加者やご家族の皆様の健康と安全担保が最優先です。これらを鑑み、「横浜マラソン2020」大会は中止の判断をせざるを得ませんでした。

事務局では実施の可能性を信じて取り組んできただけに、落胆の気持ちを抑えられず、肩を落としております。しかし、次回に向けて、装いを新たにした横浜マラソンを皆様に提案するべく、熟考を重ねてゆく存念です。

先ずは健康に留意すること、そしてできるトレーニングを楽しみながら実践してください。「横浜を走りたい!」―その熱い気持ちを、次回大会までじっくり熟成してください!次は、必ず大会の場でお会いしましょう!


横浜マラソン大会プロデューサー 坂本 雄次


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