横浜マラソン

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【重要】会長及び大会プロデューサーのコメント

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横浜マラソン組織委員会では、本年10月31日(日)に開催を予定しておりました「横浜マラソン2021」について、ランナー、ボランティア、スタッフなどすべての皆さまが、安心して参加いただけるよう、組織委員会内はもとより、多くの関係者の方々の意見を聞きながら検討を重ね、準備を進めてまいりました。

しかしながら、コロナ禍において、大会運営に不可欠なボランティアや運営スタッフの確保など、安全、安心な大会開催のための十分な準備を整えることができない状況から、フルマラソン及び車いすチャレンジについて、開催を断念することといたしました。

エントリーをいただき、大会の開催を心待ちにしていたランナーの皆さまには、心よりお詫び申し上げます。また、大会を支えようと準備をされていた医療スタッフ、ボランティアの皆さま、ご支援をいただいた協賛社、協力団体、関係者の皆さまのご期待に沿えず大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

なお、現在募集中のオンラインマラソンについては、予定どおり実施いたしますので、是非ともご参加いただければと思います。

今後とも、皆さまに安全、安心に参加していただける大会が開催できるよう、一層の努力をしてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

横浜マラソン組織委員会 会長 山口 宏


新型コロナウイルス感染拡大からすでに2年近くが経とうとしています。医療現場のひっ迫、経済活動の変動、感染下での生活の変容など時々刻々と変異を繰り返すウイルスとの闘いには、ワクチン開発と治療体制の確保、感染を防ぐため人々の意識変革が必須です。

一方で、生きてゆくためには仕事を含め行動をしなければならないということもあります。二律背反するなかであっても、「光明」を探すための「模索」は必要不可欠です。

横浜マラソン2021は、この状況下で三密を避け、人流を減らし、充分な感染防止対策を講じ、大会を開催できるよう専門家や関係機関の方々と様々な協議を重ねてきましたが、今般は10月31日の横浜マラソン開催について会場・コースにランナー、ボランティアの皆さんが一堂に会する開催形式は中止する判断をいたしました。まさに断腸の思いでしたが、この「模索」を通じて学んだ数多くの運営手法案や大会企画案は、ぜひこの先に活かしたいと考えています。皆様においても、この先を見据え、今回の判断は横浜マラソンを存分に楽しむための順延と受け止めていただければ幸甚です。

明けない闇はありません。次回に向け、事務局一同、不退転の決意で進めてまいります。ご期待ください!

横浜マラソン大会プロデューサー 坂本 雄次