横浜マラソン

横浜を走る、世界が変わる。

SDGs

SDGsの取り組み

「横浜マラソン2022」におけるSDGs達成に向けた取組について

「横浜マラソン2022」は、3年ぶりのフルマラソンをはじめとしたリアル大会開催と循環する大会づくりを目指し、「RE-START YOKOHAMA MARATHON」をスローガンに、サスティナブルな大会を目指した取組を推進しています。

2022大会の新たな取り組み

本大会の参加賞Tシャツは「服から服をつくる®」BRING®※と連携し、不要となったポリエステル繊維の衣類から独自のポリエステルリサイクル技術「BRING Technology®」により再生された「BRING Material®」を一部使用した「BLANK」を採用しています。

本取組によって、おおよそ2.9tのCO₂排出量を削減しています。

10/30の「横浜マラソン2022」当日は、会場にて皆さんの思いの詰まったスポーツウェアや、不要になった衣類の回収を実施します。回収された衣類は、株式会社JEPLANによって素材に応じたリユース・リサイクルがおこなわれます。

※BRING®とは株式会社JEPLANのブランド名です。


大会運営における再生可能エネルギー活用の取組として、10月30日の横浜マラソン会場における使用電力量及び大会組織委員会事務局での年間使用電力量に相当する20,000kwhのグリーン電力証書を購入します。これにより、おおよそ9.1tのCO₂削減に寄与します。


横浜マラソンは、ヨコハマSDGsデザインセンターのプロジェクトパートナーとして、デザインセンター会員と連携し、大会時に発生するゴミの資源化を目指した紙コップ回収の実証実験を実施します。その他、株式会社JEPLANと連携し、回収したペットボトルからペットボトルへの水平リサイクルを試行します。


大会当日以外にも大会関連イベントとして、マラソンが身近に感じられ、スポーツをすることの楽しさ・充実感が得られる取組や、環境への意識が高められる取組を実施します。

*ランナー向けプレイベント

 10/9(日)目指せ完走!ビギナーランナーサポートレッスン

 10/15(土)女性ランナー限定!マラソン完走サポートレッスンwith S/PARK Studio

*クリーンアップイベント

11/13(日)スポーツGOMI拾い


過去大会からの継続的な取り組み

本大会だけでなくプレイベントなどを通して運動することの楽しさ、ボランティアとしてスポーツにかかわることへの充実を体感する取り組みを行なっています。


伴走者とともに日常用車いすで参加できる「車いすチャレンジ」種目を設定し、すべてのランナーが参加しやすい大会づくりに取り組んでいます。


過去のプレイベントでは、プロコーチやオリンピアンにご協力いただき、記録更新、完走など参加した皆さんが目標に近づけるような機会を用意しました。

日々のトレーニングや大会本番に活用できるテクニックなど、さまざまな角度からランニングをサポート!

初心者の方やブランクのあるランナーなど、誰もがマラソンにチャレンジできる環境づくりを目指しています。


2019大会から「女性ランナー優先枠」の設定や女性ランナーを対象にしたプレイベントの実施、大会当日のパウダールーム設置など、マラソンに挑戦する女性のみなさんの目線で継続的に参加環境の向上を図っています。

そのほか完走の目安になる距離看板、ペースランナー、施設の整備などを通して、マラソンに参加しやすい会場・コース環境づくりを行い、女性ランナーはもとより“誰もが参加しやすい大会”を目指します。


第1回大会より、先導車両には日産自動車株式会社の提供により排出ガスゼロの電気自動車(EV)がランナーの皆様を誘導しています。環境に優しいEVの採用により、CO₂排出量の削減に努め、よりクリーンで、より安全な 大会運営に寄与します。


横浜市スポーツボランティアセンターと連携し、大会運営だけでなく、関連イベントにおいても積極的にボランティアの参加を促し、大規模イベントへのかかわりを提供しています。
横浜市スポーツボランティアセンターWEBサイト


植物由来素材を使用した参加者の手荷物預け袋や、ボランティアの活動袋の製作及び FSC認証紙を活用した各種制作物の製作など、環境に配慮した取組を展開しています。


■“Y-SDGs”認証事業者として決定

横浜マラソンの取組が、令和2年度第2回認証事業者として、横浜市SDGs認証制度“Y-SDGs”に認証されました。

SDGs未来都市「横浜」として

横浜市は2018年6月に内閣府地方創生推進室から全国の自治体を対象に募集し ていた「SDGs未来都市」及び「自治体モデル事業」に選定されました。世界共通の目標であるSDGsの視点で、“環境を軸に、経済や文化芸術による新たな価値を創出し 続ける都市”をビジョンとして掲げました。
ビジョンを実現する取組として、“連携”による横浜型「大都市モデル」創出事業を推進 します。「ヨコハマSDGsデザインセンター」を創設し、様々な主体のニーズ・シーズを 分野・組織横断的につなぐことで、環境・経済・社会的課題の統合的解決型「大都市 モデル」を創出します。
横浜は、市⺠力を生かした公⺠連携によってSDGs(持続可能な開発目標)の達成 を目指しています。主体的、先進的に取り組む多くの企業や団体の皆様がヨコハマSD Gsデザインセンターを通じて、より広い視野で社会課題に取り組み、解決方法を見い だし、横浜発の「大都市モデル」として国内外に発信していくことを目指します。

SDGs(持続可能な開発目標)とは

Sustainable Development Goalsの略。
人類が直面する課題に対処し持続可能な世界を実現するため、2030年までに達成すべき目標として2015年に国連総会で採択されました。経済成長、社会的包摂、環境保護、貧困対応に関する17の目標と、それらを達成するための169のターゲット、および230 の指標で構成されます。