横浜マラソン

横浜を走る、世界が変わる。

RUNNER

スタート方式・公式記録

はじめに

横浜マラソン2022では新型コロナウィルス感染症対策を徹底し、安全で安心な大会を目指します。
感染症対策として大会開催時の密集・密接を解消するため、また、スタート時の混雑緩和のためスタート方式を変更するほか、公式記録にネットタイムを採用します。

公式記録

横浜マラソン2022は、ネットタイムを公式記録とします。

ネットタイムとは

ネットタイムとは、大会スタート時のピストルが鳴った時から全てのランナーのタイム計測が一斉にスタートされるのではなく、それぞれのランナー毎のスタートラインからフィニッシュラインまでの時間を計測するタイムです。

スタート方式

スタート待機ブロックでの整列時、およびスタート時に密集・密接とならないよう、ブロック毎にフィジカルディスタンスを保ったままスタートします。

【従来のスタート方式】
指定のスタート待機ブロックに分かれ待機しますが、スタート前の移動開始時に前に詰め、一斉にスタートを行っていました。
(横浜マラソン2019例:ブロック数13、スタート待機ブロックの長さ約1,500m、ランナー密度3.0人/1㎡)

【新しいスタート方式】
日本陸上競技連盟のガイダンスに基づき、フィジカルディスタンスを保ったままスタート待機・スタートします。
ブロック毎にスタート時刻をずらし、分散したスタートを行う予定です。
スタート方式については随時このページでご案内するとともに、参加案内にてランナーの皆さまへご案内します。

■スタート待機ブロックの設定方法

申し込み時に走力を証明できる大会記録(フルマラソン・ハーフマラソン・10㎞のいずれか一つ)を申告していただき、走力順にスタート待機ブロックを設定します。
記録を証明できる大会の記録がなく、予想タイムを申告するランナーは大会の記録のあるランナーの後ろに走力順に並んでいただきます。

■申告タイムについて

ネットタイムを正式記録としますので、自分の走力に合ったブロックからスタートできるよう大会記録・予想タイムを申告してください。
走力順でスタート整列をしない場合、追い越しが発生しやすくなり、接触や転倒等の危険が生じてしまう恐れがあります。
ランナーの皆さまがストレスなくスタートし、安全にペースを守って走っていただくためにも、走力順によるスタート待機ブロック整列にご協力をお願いいたします。
予想タイムを申告される方はご自身の走力を把握した上で現実的なタイムでの申告をお願いします。
なお、大会記録に虚偽の申告が判明した場合、最後尾のブロックからスタートを行っていただきます。

■大会記録の確認及びタイム換算について

申告いただいた大会記録の確認を行うことがあります。フルマラソン以外のハーフマラソン・10㎞のタイムを申告された場合、下記の係数を用い、フルマラソン完走相当に換算したタイムでの待機ブロックの設定を行います。
係数は、一般的な方法・文献と過去の横浜マラソンのタイムを参考に事務局独自に設定しています。

タイム換算方法

■フルマラソン
大会記録をそのまま採用

■ハーフマラソン
大会記録に係数(2.5)を掛け換算

■10㎞
大会記録に係数(5.5)を掛け換算

換算例 例 )各大会記録⇒換算タイム

■フルマラソン
4時間00分(×1.0)⇒ 4時間00分

■ハーフマラソン
2時間00分(×2.5)⇒ 5時間00分

■10㎞
60分(×5.5)⇒ 5時間30分

■予想タイムについて

エントリーの際に走力を証明できる大会記録のない方は、申し込み時の走力で考えられる「予想タイム」を入力していただきます。
過去、多くのランナーのみなさんは当日完走したい「目標タイム」を記入しています。これまでの横浜マラソンでは申込時の申告タイムと実際のタイムの差は平均すると1時間以上ありました。
フルマラソンは、レース中の給水・給食やトイレなどの時間も必要ですので、その時間も加算した予想タイムの入力をお願いします。
大会へお申込いただく前に実際に10㎞程度を走り、ご自身のフルマラソン完走ペースを改めて確認していただくことをお奨めします。

■走力とペースについて

フルマラソン(42.195km)には、30㎞や35㎞の壁と言われる疲労のピークがあり、後半になるほど自分のペースを保ちづらくなってきます。フルマラソンの距離を前半と後半に分けた場合、多くの方は後半が30分~1時間程度遅くなることが多いようです。自分がどのくらいのタイムで走れるかを予想する時は、現在走ることのできるペースを把握し、その時間に30分~1時間を加えたタイムが現実的です。

例)フルマラソンを4時間30分で完走するために同じペースで走る場合、1km/6分24秒のペースで走ることになります。
後半が前半より30分遅くなると仮定した場合、前半(21.0975㎞)は 1km/5分41秒のペースで走ることが必要となります。(1㎞あたりのペースで約45秒速いペースで走ることが必要となります。)

■ペアグループについて

ペア・グループ(2~5人)で申し込みをする方も、それぞれ個人毎に申告タイムをもとにしたスタート待機ブロックを指定します。
ペア・グループのメンバーで同じブロックからのスタートを希望する場合、一緒に走るメンバーの中で、最も後ろのブロックの方と同じブロックからスタートしていただきます。